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精神医療の現場から

Dr.デヴィッド・シュワルツ  インタビュー

Q.患者さんをマイケルに預けるだけでなく、あなた自身がマイケルのセッションを受け始めた、その動機を教えてください。

 

A.自分自身の人生を変えるためにも、長い間精神分析的心理療法を追求してきたのですが、依然としてわたしの心は、自分の行動を制限している主なる葛藤から自由になれず、またそれが、長く続いているわたしの持病の原因だと思われるからです。

 

 

Q.精神分析医という立場から、マイケル・フレミング及びATPのワークをどう思われますか?

 

A.わたしが体験し学んで来た精神分析的アプローチは、群を抜いて最も影響力がありパワフルな方法です。

しかしながら、どうやらそれは3歳以前に受けたトラウマの領域、認識力の発達の始まりに属す領域に起因する問題を解決するということに関しては、遅れをとっているようです。

 

マイケルが行っているアプローチはわたしの見たところ、そういった従来の精神分析や心理療法の持つ限界を遥かに超える、非常に優れた影響力のあるものだと考えます。

 

 

Q.人生を生きることに困難を覚えているような人々にとって、マイケル及びATPのワークはどのようなサポートを提供出来る可能性を持つと思われますか?

 

A.生育の発達段階における心の傷により苦悩を抱えている、"精神病"というレッテルを貼られた人々がいます。わたしはそういった人々を精神分析や心理セラピーによってサポートしていますが、患者に病理的徴候が無く、また患者自身が、"自分は精神病ではないのではないか"、と考え始めた時点で、わたしはそういった患者にマイケルを紹介しています。

 

どのような結果を見るかと言えば、精神医学において通常可能とされる回復のレベルの限界を、遥かに超える希望がある、というのが現実です。

 

 

Q.あなたにとって、マイケル及びATPのワークとはなんですか?

 

A.わたし自身がセラピストとしてのキャパシティを上達させるために行っている、最も有益なトレーニングだと考えています。

 

 

Q.心理療法等の治療を必要としていない一般の人々へ、マイケル及びATPのワークを推薦する言葉はありますか?

 

A.完全に意識的に、完全に生き生きと人生を生きようと真摯に願う人々にとって、このワーク以上に薦められるものは他にありません。

重要な点は、マイケルは、わたしたち自身がワークの中で体験した事以上の何かを信じなさい、というようなことを、一切要求しない、という点です。

 

 

 

デヴィッドが語るように、ATPのワークはクライアントさんが、クライアントさんご自身の深い心の領域を訪れ、そこに横たわる様々な情報を自ら受け取り体験しながら展開してゆくワークなので、決して外部、あるいはコーチからの、哲学的あるいは知識をベースにした理屈や解釈などを信じるよう促されることはありません。

 

ATPワークは、クライアントさんご自身の内から、セッションの度に開示される現実と情報が全てであり、それ以外の教義等は存在しません。

この点は、ATPワークのユニークな特質とも言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

米国で話題を呼んだ著書が日本でも翻訳出版され("川を渡るーコミュニケーションと障害における考え方の革命の構造"慶応義塾大学出版部)かつては講演などで頻繁に日本を訪問していたと話すニューヨーク在住の著名な精神分析医/心理療法士デヴィッド・シュワルツ医師。

 

彼の元で頑固な摂食障害と戦っていた患者がある日突然回復し、その原因がマイケル・フレミングのセッションによるものだったと知った彼は大変感銘を受けます。現在では彼自身がマイケルからのコーチングを受けながら、彼を訪れる患者さんをマイケルとの協力体制で治療するという方法をとる事もあるそうです。

 

2014年秋に出版された最新著書"The Sidewalk Psychotherapist"の中では、1章を割いてATPとマイケル・フレミングのコーチングについて紹介、精神医療の第一線で長年に渡って心の問題に取り組んでおられるデヴィッドにとってATPとはどんなものなのか、短いインタビューをしてまいりましたので、ここでご紹介させていただきます。                        

                                   インタビュー:

 

 

David B Shwartz Ph.D

aboutdrschwartz.com

Psychotherapy,

Author

​© 2015 ATP Michael Fleming Japan

 

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